寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」
の書評を書きます。
Twitterをやろうと思うと、
こういった本を読むのが面白いですね。
この本はノウハウではなく、
物語みたいになっており、
学び取るにはしっかり読む必要があります。
キングジムツイッターのファン向けの本。
羽生結弦選手の本みたいな?
どちらかというと、
そちら方面の印象です。
著者がTwitter担当に選抜された理由
- キングジムの社内ブログがあった
- 社長と著者だけが書いてた
- 粘り強さを見込まれたのか声がかかった
なんとなく社長さんの気持ちがわかります。
ようは
- 反応がなくとも続けられる人
- 反応がなくとも投げやりにならない人
加藤諦三のセリフに、
「人生に向いてない性格の1つに、待てないことがある」
とありました。
著者は、”待てる人”だった。
社長の亀ツイートに救われた
亀ツイートと見て、
「遅いツイートで、何か良いことが書かれていたのかな?」
と思いました。
実際は、ただの自宅の亀のことを
延々とツイートしてただけ。
しかし亀好きが集まっている。
コミュニケーションの入り口は”共感”であると、
著者はそう思ったそうです。
最初に考えたこと
長く続けるためのルール
- 一度発言した内容は削除しない
- 問題を指摘された場合は、ツイッター上で対応する
そんなに重要なのかなと思いましたが、
やっている人じゃないとわからないのでしょう。
マズいツイートをしてしまった時の、
- プランB
というヤツでしょうか。
つぶやくべきこと
色分けは
- つぶやいたほうがいいこと
- つぶやいてもいいこと
- つぶやく必要のないこと
- つぶやかないほうがいいこと
前者2つに絞り込んで発信する。
10秒でわかる工夫
- 漢字をできるだけ開く
- 専門用語を使わない
- 文章量を100文字上限に抑える
3 詰まった印象になりにくい。
全部説明しきらずに、遊びを残す。
色々メリットがあります。
ツイートは小学生にもわかるように
色分け。
- プレリリース 中学生以上
- ツイート 小学生以上
それにしても、色分けっていう単語。
普段私は使わないですが、
なんか良いですね。
投稿時間
- 8~9時
- 12~13時
- 18~19時
他のツイッター本を同じです。
SNSに向いているのは「構えず、楽しめる人」
- 構えすぎず
- 楽しく
- 本気でできる人
やはり何事も継続する人は、
ゲームに熱中する人と同じ状態です。
硬めと柔らかめは3:7
ただこれだけなんですが、
自分で重要だと思ったので書いておきます。
漫画やアニメでも、
- 糸目キャラが開眼するとカッコいい
みたいなのはあります。
こういった比率は
周りからの役割期待にもよるでしょう。
ですが俳優に例えれば簡単です。
- 悪役俳優 硬7:柔3
- 主役俳優 硬3:柔7
こうですね!!
生まれた関係性
- 好きと一言言ってくれる人
- 進路や就職について相談してくる人
- 商品の感想を知らせてくれる人
こうやってみると、
私もブログ読者との関係性、
まあまあできているらしい。
終わりに
- キングジムツイッターのファン
- 何年もツイッターを運営している人
- 何年もツイッターに力を入れている人
じゃないと、
本の中身に入っていけないように感じました。
初心者の私には、
難しい本でした。
キングジムの本は他にもあるみたいです。