1年以内に月収20万を達成する! マイペースにゆるく頑張りたい人向けの、Webライターとして稼ぐロードマップ
の書評を書きます。
著者のゆらりさんのTwitterは2022/02/21時点で、
フォロワーが7436人もいます。
SNSにも力を入れている方ですね。
私も見習っていきたい。
この本には具体的に
WEBライターになれる方法が乗っていて
- 1~3ヶ月目
- 4~6ヶ月目
- 7~9ヶ月目
- 10~12月目
と手順が記載されています。
このわかりやすさ、素晴らしい。
というのも、普通に考えればわかるのですが、
WEBライターになりたい人が読む本なので、
深淵なる執筆哲学など書く必要がありません。
であれば最も求められいるのは、
わかりやすさでしょう?
1~3ヶ月目 月5万 とりあえず仕事を受ける
- 実際に仕事を受けてみる
- クラウドソーシングで案件を受注する
- 悪質なクライアントに注意
「習うより慣れろ」
というヤツですね。
ただコレだけで、
一歩を踏み出せる人は中々いません。
そこで次の話です。
初心者でも受注できる提案方法
- 提供できる価値を具体化する
- 案件ごとに定型文を変える
- 最初に提案すると受注率が上がる
本にさらに詳しく内容が書かれています。
私が思うに、
- 作業内容を分解する
- 実行しやすくする
先延ばしグセ克服みたいなものです。
月5万 稼ぐための作業量の目安
- クライアント:6社
- 記事数:19件
- 作業時間:70時間
- 執筆文字数:6万文字
- 平均時給:842円
すでに文章が書ける自分から見ると、
「なんだか簡単そう」
だと思いました。
ブログで時給842円もあったら、
手練なブロガーと言っていいです。
しっかり記録しているのは素晴らしい。頭が下がります。
4~6ヶ月目 月10万
- ポートフォリオを作る
- 量をこなす
ポートフォリオ=作品集
です。
ポートフォリオには、
noteやブログを使う人が多く、
著者のゆらりさんは
ブログにまとめているそうです。
ポートフォリオのポイント
- WEBライター歴
- 専業か副業か
- 保有資格
- 使用可能なソフト
- 記名あり記事
- 記名なし記事
- SEO実績
- クラウドソーシングの評価
- 得意ジャンルと希望する文字単価
3 記事執筆に活かしたい資格だけ
記載するらしいです。
英語学習記事の執筆依頼を受けるために、
TOEICや英検を書くなど。
執筆した日時を記録する
- 案件名
- クライアント名
- 執筆文字数
- かかった時間
- 報酬額
- 時給
女性は男性と比べて現実的な性格らしいですが、
現実的な記録だなと感じました。
男性だと
- 感想
- 気分
- 体調
みたいな、
少しモヤっとしたことを記録しがち。
月10万 稼ぐための作業量の目安
- クライアント数:5社
- 記事数:33件
- 作業時間:88時間
- 執筆文字数:10万文字
- 平均時給:1156円
時間辺りの執筆文字数が、
そのまま時給アップになっているのが
ハッキリわかります。
やはりスピードこそ正義。
7~9ヶ月目 月15万
- Wantedly
- オンラインコミュニティ
2 仕事を探しているユーザーと、
企業をマッチさせるビシネスSNS。
クラウドソーシングの案件より条件が良い。
3 Twitterで知り合ったWebライター仲間が
運営しているオンラインコミュニティで、
単価が高い仕事をもらえたそうです。
月15万 稼ぐための作業量の目安
- クライアント:5社
- 記事数:35件
- 作業時間:88時間
- 執筆文字数:11万文字
- 平均時給:1442円
交渉によって、文字単価が上がったので、
時給アップしたのがわかります。
10~12ヶ月目 月20万
- 常時営業する
- 1日1万文字書けるようになる
1 現状に満足せずに、常に営業をかける。
大体8社に営業して、
1件くらい取れるそうです。
2 執筆環境や方法もありますが、
完全にアスリート的な話です。
月20万 稼ぐための作業量の目安
- クライアント数:9社
- 記事数:55件
- 作業時間:123時間
- 執筆文字数:23万文字
- 平均時給:2019
「凄いぜ、ゆらりさん……」
と言った記事数と作業時間です。
1ヶ月は30日でしょう?
55記事書いて、さらに23万文字って、
相当ですよ。
ここまでくれば執筆は大変ですが、
お金に関することには、
悩まずに良さそうです。
終わりに どうして著者がスキルアップしていったのか?
- とりあえず毎日作業する
- 1記事ごとに時間を記録する
- 目標から逆算する
1 先延ばしをしない。
2 記録は面倒ですが、
執筆もゲームみたいなもので、
だんだん上手になっていくと面白いです。
私は記事の質はチェックリストで作って、
時間を速くしようとしています。
記事の内容の良し悪しって、
しっかり見定めようとすると、
非常にエネルギーを消耗するからです。
3 これは計画性というより、
ただの先延ばし克服方法らしいです。
に書いてありました。
先延ばし克服方法を制するものが、
人生を制するところがあります。
今回の本には、
そういったことが
たくさん書かれてありました。
やはり執筆者の実力を測る正確な指標は、
- 毎日 何文字執筆できるか?
でしょう。
「体力がないと、毎日執筆できない」
村上春樹が言っていました。